
FTXにはQuantZone(クオンツ・ゾーン)というプログラミング知識がなくても自動売買が可能になるツールがあります。
- ある条件を満たしたら(トリガー)
- 用意したパターンを実行する/停止する(アクション)
この2つを簡単に実行できます。このページでQuantZoneの基礎を解説していきます。
将来予定されている機能
自分で自動売買を設定できなくても他のユーザーのルールをコピーできる機能も予定されています。逆にルールを提供して手数料収入を得ることもできるようになるようです。
QuantZoneで自動売買ルールを作る
メニューから「Quant Zone」をクリックします。
Quant Zoneの画面から「Get Started」で自動売買ルールを設定していきます。
Create New Ruleでルールを作成していきます。
Quant Zoneのルールについて
QuantZoneはトリガーとアクションの2つを設定して自動売買を可能にします。
QuantZoneの仕組み
- 15秒に1回実行されるトリガー
- トリガーを満たした時に実行するアクション
トリガーは必ず15秒に1度実行されます。
- BTC/USDの価格が9000ドル以上
- 現在時間が2時であるなら
- BTC/USDが1時間前から+5%なら
など、様々な条件が設定できます。
条件をクリアした場合に次のアクションが実行されます。アクションはロングやショートなどのトレーディングの実行を主に設定します。
実際の画面の解説
設定画面ではルールの名前を入力し、Trigger(トリガー)、Actions(アクション)に条件を入力していきます。
QuantZoneでは様々なマーケットデータや、計算式が使えます。
マーケットデータ以外でも自分のウォレット情報や、ポジション情報などもトリガーに使うことができます。

全ての項目一覧はこちら
アクションの設定ではオーダーサイド(買/売)や取引ペア、数量などを設定します。
アクションは1つだけでなく、複数追加することができます。
全ての条件を設定し終えたら「Save And Run」で実行できます。
保存後はQuantZoneルールの実行ログが表示されるようになりエラーなどのチェックも可能です。