
このページではFTXの「Move」について解説しています。
Moveは理解をするのが少し難しく感じる商品ですが、うまくトレードすれば短時間で高収益をあげることも可能です。

2時間で高リターンになった例
Moveは通常のロング/ショートとは違いボラティリティ(変動)を取引するもので「上がる or 下がる」ではなく「動く or 動かない」という観点です。
基本的にはビットコインの価格変動が大きいほど、Move商品の価格は上がり逆の場合は時間の経過と共に下がっていきます。(詳しくは後述)
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Moveの種類について
まずFTXにあるMove商品の種類についてです。トップページのMarket→Volatilityのグループにリストされています。
大きく分けて3つのMove商品があります。
- デイリー:日付が入っているもの
- ウィークリー:Weeklyと表示されているもの
- クォーター:Q2,Q3と表示されてるもの
Moveの商品仕様について
ここではデイリーのMoveについて紹介していきます。
上記は5月31日に期限が切れるMoveです。
右側に情報があるので詳しく見ていきましょう。
商品情報について
商品情報にある各意味は以下の通りです。

5/31 17:40時点の情報
- Strike price:ストライク、Moveのデイリーでは9:00~10:00の平均価格(日本時間)
- index price:現在のビットコイン価格
- Mark price:現在のMoveの価格
- Expiration time:精算時間(日本時間では09:00)
- Predicted expiration price:精算時間時点のMove予測価格
Moveをカンタンに理解しよう
用語を並べてもピンとこないと思いますので、カンタンに解説をしていきます。
まず朝9時になるとMoveのストライク価格が決定します。(このストライクというのはビットコイン価格のことです。)
仮に朝9時にビットコインが10,000ドルだったとしましょう。そこからビットコイン価格が変動していきますよね。
結果、翌日の朝9時にビットコインが10,500ドルになっていた場合はMoveの価格は500ドルになります。
反対にビットコインが9500ドルになった場合も500ドルになります。
- 10,500ドル - 10,000ドル = 500ドル
- 9,500ドル - 10,000ドル = -500ドル
このようにプラスとマイナス関係なくMoveの価格は500ドルです。
つまり10,000ドルからどれだけ動いたか?がMoveの価格です。
- ストライク価格に近い(ボラがない)場合Moveの価格は安くなります
- ストライク価格から遠い(ボラがある)場合Moveの価格は高くなります
そしてMoveの価格が決定するのが毎朝9時のタイミングというわけです。(デイリーのMoveの場合)
Moveでトレードの選択肢が増える
相場が膠着状態であったり、三角持ち合いのブレイク間際だったり「どちらにふれるかわからないが、激しい値動きがありそうだ」と考えたときにMoveは魅力的な商品になります。
価格が動きそうだけども、どちらにふれるかはわからないので様子見・・・そんなトレーダーは、これを活用できる場面が思い浮かぶのではないでしょうか?
以上が基本的なMoveの解説ですが、他に大事な「時間によるプレミアム」を解説していきます。
Moveのプレミアム
時間のプレミアムについて理解していきましょう。
- あと30分以内にビットコインが動く可能性
- あと12時間以内にビットコインが動く可能性
上記のシーンの場合、どちらが確率が高いでしょうか?
当然残り時間が多い方がビットコインの値動きの可能性が高いですよね。
Moveの価格にはこの「残り時間で値動きがでる可能性」が含まれています。
どういうことか?
Moveのよくある疑問
以下のMoveの状況を見てみましょう。
Moveの価格が202ドル。ストライクは9763ドル、ビットコインの現在価格が9745ドルです。
Predicted expiration priceというのが精算価格です。(今のところ20ドルです)
つまりこのままビットコインが全く動かなければMoveの価格は翌朝9時に20ドルになります。
でもチャート上のMoveは202ドルです。
翌日9時に20ドルになるものが、なぜ182ドルも高く取引されているのでしょうか?
Moveには時間価値が含まれている(プレミアム)
実はこの182ドルが残り時間のビットコインの「残り時間で値動きがでる可能性」が価格に換算されて含まれています。(プレミアムとよびます)
カンタンにいうと裏ではいろいろ複雑な計算がされて今の価格になっている、ということです。
残り時間が少なくなればなるほどこのプレミアムは下がっていき、翌日9時前にはほとんどゼロになっていきます。
上記の例だと、つまり202ドルから182ドルも値下がりするということです。(そんなことは滅多にないですが)
ビットコインが全く動かないという予想でMoveをショートすることもできます。
しかし、早い時間からショートすればするほど「残り時間で値動きがでる可能性」のリスクを追うことになります。
そのバランスを探りながら売買するのがMoveトレードの面白さなんです。
Moveの値動き事例
これは6/2のMoveです。朝にビットコインが激しく動いてなんと+196.24%です。
残り時間でビットコイン価格が動く可能性が低い状態で動いた場合、このような高リターンになります。
200ドルのMoveを買っておけば700ドルになるという、なんとも狙いがいがある商品だと思いませんか?(笑)
以上がMoveの説明になります。(細かい理論はだいぶ端折りました)
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